訪問診療(在宅医療)についてよくある質問をまとめています。その他お問い合わせはこちらから、もしくはお電話にてお願いいたします。
患者さん・ご家族からよくある質問
- 訪問診療ではどんな診察ができますか?
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通院したときと同じ診察・処置が可能です。点滴・採血・尿検査・心電図・薬の処方・床ずれ(褥瘡)の処置等、詳細はお問い合わせ下さい。大きな機械を使用する検査(MRI・CT)や透析・抗癌剤の治療はできません。
- 夜中に具合が悪くなったらどうしたらいいのでしょうか?
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定期的な診察をしている患者さんであれば、24時間365日往診致します。また訪問看護ステーションの介入をされている患者さんであれば、看護師による訪問も可能です。
- 入院したいときはどうしたら良いのでしょうか?
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お身体の状態に応じ、近隣の病院から入院先を探します。
- 日中は仕事をしています、毎回家族は診察の立会いが必要でしょうか?
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診察は必ずしも同席の必要はございません。初回の診察については今後の方針の話し合いをする為、同席の依頼をしております。普段の生活については、連絡ノートや事前の電話等でやり取りをしています。
- 訪問診療を利用していることを近所に知られたくないのですが。
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医療機関だとわかるような服装や持ち物(白衣や聴診器)は、外から見えないようにしてご自宅に入らせていただきます。
ケアマネージャー・地域包括からよくある質問
- 新規の依頼はどうしたらいいのでしょうか?
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住所・年齢・状態などヒアリングします。詳しくは「新規依頼のやり方」に沿って教えていただけるとスムーズです。
- 訪問診療の費用はどれくらいかかるのでしょうか?
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医療保険1割・介護保険1割の場合、月に2回の訪問で約7,500円です。訪問診療の料金についてはこちらの費用のページもあわせてごらんください。
- 意見書だけ書いて欲しい・調子の悪い時だけ診察して欲しいのですが。
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訪問診療の制度上、毎月1回以上の定期的な診察にご同意頂く必要があります。定期的な訪問診療をしている方であれば、主治医意見書や区分変更の依頼にも迅速に対応いたします。
- デイサービスやショートステイ先では診察してもらえますか?
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デイサービスは制度上訪問診療ができません。ショートステイは条件付きで診察は可能です。詳しくはこちらの「訪問診療可能な施設」をご覧下さい。
病院・医療連携室からよくある質問
- 退院日に初診に入ることは可能ですか?
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可能な限り調整致します。午前中に退院(病院を出発)、午後に訪問診療の初診を行うことも可能です。
- 診療情報提供書(紹介状)のやりとりはどうしたらよいでしょうか?
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スムーズな引き継ぎの為に事前にFAXを頂き、後日原本のご郵送・もしくは患者さんに預けください。
- 在宅での胃瘻交換は可能ですか?
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可能です。胃瘻の種類によっては自宅での交換ができない場合もございますので、詳細はご連絡ください。
訪問看護ステーションからよくある質問
- 患者さんから頻回な訪問希望がありました、特指示を月に2回出して欲しいのですが。
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特指示を月に2回出せる条件は、①気管カニューレを使用している場合②真皮を超える褥瘡の状態にある場合です。通常の特指示は月に1回のみ、その条件についてはこちらの「特指示の条件」をご覧ください。
- はやめに訪問看護に入りたいので、指示書の日にちを遡って書いてほしい。
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訪問看護指示書の発行は「まるクリニックの初診日から」となります。当院の初診日よりも前から介入される場合は、以前のかかりつけ医に依頼をお願い致します。