こんにちは、台東区で訪問診療をしている「まるクリニック」のスタッフです。
今回は台東区の医療資源について考えていきます。
そもそも医療資源とはなんでしょうか?そちらから解説していきます。
目次
台東区の医療資源「病院は足りている?」高齢化率
医療資源って何ですか?
- 入院ができる病院
- 町の診療所(内科・外科・小児科・精神科等)
- 歯科
- 薬局
- 訪問診療
- 訪問歯科
- 訪問薬局
これらを医療資源といいます。
台東区の人口に対して、全国平均と比較して台東区の医療資源は足りているのでしょうか?
台東区の人口と高齢化率
2020年の国勢調査によると、台東区の人口については
スクロールできます
2020年 | 2030年 | 2040年 | |
---|---|---|---|
0~14歳 | 19,518 | 20,593 | 20,611 |
15~39歳 | 61,435 | 60,247 | 60,176 |
40~64歳 | 78,576 | 91,869 | 87,858 |
65歳以上 | 47,593 | 49,007 | 60,687 |
75歳以上 | 24,820 | 27,312 | 27,919 |
台東区では22.5%が65歳以上です。人口の推移はほぼ横ばいですが、高齢者が占める割合が高くなっているエリアです。
医療資源においては、入院のできる病院の数が全高平均よりも下回っており、町の診療所や訪問診療にて高齢者をフォローする必要があります。町の診療所は平均よりも上です。
台東区にこらから入院の出来る大きな病院を作る事はなかなか難しいため、訪問診療や訪問看護、訪問介護の必要性が高いエリアと言えます。